あらすじ・ネタバレ「サタノファニ」2巻発売しました!
週刊ヤングマガジンで連載中、『エデンの檻』『DEATHTOPIA』ので有名な山田恵庸先生の「サタノファニ」の最新刊が発売されましたのでご紹介を!
女子高生・甘城千歌は、強姦未遂に遭った際に彼らを惨殺。
殺人中の記憶を喪失する「メデューサ症候群」を発症した受刑者の少女たちが収容されている、孤島の羽黒刑務所へ9人目として収容される。
千歌は羽黒刑務所で受刑者同士の殺し合いが行われていること、すでに受刑者が何者かによって殺害されていたことがあったことを知る。
その夜、千歌の自室のドアを何者かに荒々しく叩かれ、電子錠で施錠されているはずのドアから外へ出た千歌は、現れた受刑者・美依那に絞殺されかけ意識が途絶えてしまう。
翌日千歌は病室で目覚めるも、昨夜の記憶が欠落しており・・・というのが前巻のあらすじです。
前巻である1巻の画像つき紹介記事が、こちらから読めますのでよければどうぞ。
- 本編あらすじ
千歌の首に残った絞められた跡、それを羽黒刑務所専属の女医は千歌が自殺しようとしたため残ったものだと言い、強い罪の意識からくるストレスが原因の自傷行為、記憶欠落だろうと女医は説明します。
「矯正プログラム」に参加した際、受刑者・美依那(みいな)に首のアザを指摘され、記憶はないものの自身でやってしまったと千歌は語ります。
その時、受刑者全員の空気が変わり
自傷行為時の記憶がある人が誰もいない、皆ストレスや集団ヒステリーが原因だと言われていて、この刑務所の人間は誰も信用ができないと美依那は千歌に教えました。
夜中に密かに行われた殺し合いから一週間後
再び殺し合いの幕が上がります。
殺人実験という名のとおり、彼女たちに植え付けられた殺人鬼の力を測るために殺し合いをさせているようです。
受刑者が殺人鬼になったころ千歌だけが変わらず、閉じられていたはずの扉が開けられた夜中の刑務所を調べ始めます。
すると、いつもの廊下に見慣れない脇道を発見し、曲がるとそこには広場にたたずむ全裸にボンテージを着た受刑者・カレンの姿が。
カレンは突如トゲのついた鞭で千歌に襲い掛かってきて、鞭についた血液を舐めて「おいしい」と言う、狂った様子でした。
隠れていたカチュアも加わり殺されそうになったとき、千歌の中の殺人鬼が目覚めます。
普段の受刑者のときもエロシーンはありますが、殺人鬼なった彼女たちは、さらにあけすけになっていますね。
覚醒した千歌がカレンを素手で組み伏せトドメを刺そうとしたとき、どこからともなく催眠ガスが流れてきます。
倒れているカレンは、これは終了の合図で、目が覚めたらここで起こったことを全て忘れてしまうと残して意識を失うのでした。
そして、今回は千歌だけでなく他の受刑者も、記憶をなくしてベッドの上で目覚めます。
起きた受刑者たちに対し女医は、その傷は真垣詩音がやったもので、その後彼女は自殺をしたと語るのでした・・・というのが今巻のあらすになっています。
暴力とエロが結構描写されている作品で、好みはあると思いますがまだ2冊しかなく、短時間で読めるので手に取ってみてはいかがでしょうか。
というところでまた明日の記事でお会いしましょう。