ネカフェ店員のマンガ紹介ブログ

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あらすじ・ネタバレ「響ー小説家になる方法ー」7巻発売しました!

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マンガ大賞1位に輝いた作品「響ー小説家になる方法ー」の最新刊が発売されましたのでご紹介を!

 

デビュー作「お伽の庭」が史上初、わずか15歳にして芥川賞直木賞をダブル受賞した響。

 

一躍、彼女をめぐる世間の報道は加熱するが、彼女の正体=鮎喰 響を知っているものは、周囲のわずかな関係者だけに限られていた。

 

ところが、響が書いた小説を同級生の加代が勝手にライトノベルの賞に応募してしまったことで状況は一変。

 

小説のアニメ化を目論む豪腕プロデューサー・津久井は、その圧倒的な才能に感づき、響の正体に迫る・・・というのが前巻のあらすじです。

 

前巻である6巻の画像つき紹介記事が、こちらから読めますのでよければどうぞ。

 

www.mannga-mankitu.com

 

  • 本編あらすじ

ライトノベルの賞を辞退することで話は終わったかと思いきや、5月の新人賞発表で、響の書いた「漆黒のヴァンパイアと眠る月」は、審査員特別賞を受賞してしまいます。

 

このことで、勝手に投稿したことが響の担当編集・花井 ふみに見つかってしまい、喫茶店で話をすることに。

 

編集に連絡もなしに投稿したことは少し怒られたぐらいですんだものの、話の本題は以前同席していたプロデューサー・津久井のことで、花井のもとにも響の素性を調べるために強引に会いにきたようでした。

 

花井は響に何かあったら連絡してほしいと言うのですが、その喫茶店で話してる様子を津久井に見られており

 

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響の正体がバレてしまいます。

 

津久井はテレビ局にもどり、集めた情報をもって知り合いのところに行き

 

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「響で一本特番を作りたい」と宣言。

 

響はマスコミ完全NGのはずだが、テレビに出すにあたって許可を得ているのかという質問に対し津久井は「はい」と嘘をつき、響のドキュメンタリー制作を始めるのでした。

 

「漆黒のヴァンパイアと眠る月」のアニメ企画はどんどん進んでおり、キャラを絵におこすイラストレーターとして、業界で有名な霧雨 アメという人物が採用されます。

 

響、加代同席の打ち合わせで、霧雨は描いてきたとキャラのラフ画を見せるのですが、響は「あなた小説読んでないでしょ」とバッサリ。

 

小説のイメージとラフ画に差があり、加代やラノベの担当・月島も難色をみせるなか、霧雨は100万部売れている小説と同じように新人賞の小説にリソースを割くことはできないと反論。

 

しかし響はそんな話を聞かず、ラフ画を破り捨ててしまいます。

 

降ろさせてもらうと言い、帰ろうとする霧雨に対し響は

 

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ケリをいれ、「人の小説でたらめにいじって、私が傷つかないとでも思ったの」と言うのでした。

 

この言葉に霧雨も思うところがあったのか、その日の夜に響からかかってきた電話で、「これから小説を読んで面白かったら全力で描かせてもらうし、つまらなかったら断る」と霧雨の仕事に対する取り組み方も変えてしまう響でした。

 

そして改善されたラフ画も完成しアニメ計画も順調に進む中、響たち文芸部は夏を楽しむために別荘に合宿にいくのですが、そこで後輩に響が「お伽の庭」の作者というのがバレてしまい・・・というのが今巻のあらすじです。

 

今巻も響らしさが爆発といったところですね!

 

次巻発売は12月のようですが、津久井とのやりとりがどうなるのか今から楽しみです。