ネカフェ店員のマンガ紹介ブログ

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あらすじ・ネタバレ「双亡亭壊すべし」5巻発売しました!

双亡亭壊すべし 5 (少年サンデーコミックス)

週刊少年サンデーで連載中のマンガ、「うしおととら」や「からくりサーカス」で著名な藤田和日郎先生の作品「双亡亭壊すべし」の最新刊が発売されましたのでご紹介を!

 

侵入者を人ならざる者に変える、双亡亭に住まう奴らは一体何者なのか。

 

その正体を知る青一は、緑朗と歴代総理大臣たちを前に壮絶な過去を語り始める。

 

旅客機が不時着した異星で感情を知らぬ「あのヒト」と出会い、侵略者たちと

45年間戦いつづけたこと。

 

そしてその過去は双亡亭の秘密につながる・・・というのが前巻のあらすじです。

 

引き続き過去の回想のお話から始まります。

 

侵略者を追い詰め、敵の惑星に乗り込んだ青一たち。

 

侵略者は逃げるように一つの穴に向かって集まっていきます。

 

「生き残った我々は死にかけたこの星を捨て、あそこへ行くのだ」

 

そう語る彼らの行先こそが

 

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双亡亭でした。

 

「あのヒト」は星に残った侵略者を命をかけて全滅すると言い、代わりに双亡亭側に残る侵略者の通路を壊してほしいと青一たちに頼みます。

 

そして青一たちは異星にたどり着いたときに乗っていた飛行機で地球を目指します。

 

青一と一緒に飛行機に乗ったマコトは追ってきた侵略者を倒すため残り、地球に来れたのは青一のみでした。

 

苦難の果てに地球に着いた青一でしたが、実際の双亡亭が近づくにつれて恐れが顔に出るようになります。

 

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知っている敵じゃない、「あのヒト」と同じように侵略者は双亡亭に残る人間の感情を覚え、変わったのかもしれません。

 

そして一方既に双亡亭に侵入しているタコハたちです。

 

タコハは人ならざる者となった修験者・朽目 洋二に襲われている、炎をあやつるジョセフィーン、バレット夫妻を見つけます。

 

 

柘植 紅やアウグスト博士の協力で朽目 洋二を倒したタコハたちでしたが、タコハはそのときの拍子に転び、今度は鬼離田三姉妹のもとへ。

 

既に人ならざる者となった鬼離田三姉妹の長女は、次女の雪代、三女の琴代を絵の中に引き連れこんでしまいます。

 

その光景を見ていたタコハは彼女たちを助けるため、柘植とともに再び絵の中へ。

 

そこでは彼女たちがバケモノの子とさげすまれ、過酷の修行をしていた幼少期時代の過去が繰り広げられていました。

 

鬼離田三姉妹の母は東京で神隠しに会い、10日後に双亡亭の玄関先で、鬼離田三姉妹を身ごもっていた状態で見つかります。

 

そのため生まれた彼女たちはバケモノの子と呼ばれるようになり、双亡亭に対して生半可でない恨みを抱くようになります。

 

しかし、双亡亭にいる何かには勝てないと心が折れて絶望してしまい、何かに入り込まれてしまいそうになるときタコハたちが現れます。

 

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タコハの呼びかけで希望を見出し、何かをはねのけ撃退することができました。

 

絵からでることができた琴代は、すぐさま雪代を助けるために絵に入ります。

 

タコハと琴代はギリギリで雪代を助けることができ、頼もしい仲間が増え、双亡亭のヒミツに迫ろうとします・・・というのが今巻のあらすじです。

 

藤田和日郎先生の作品はどれも話が練られていて、さらに勢いもありととても面白いです。

 

どちらかというと単行本で一気に読んだほうが熱くなれると思うので、ぜひ手に取ってみてください。

 

というところでまた明日の記事でお会いしましょう。