あらすじ・ネタバレ「食糧人類」3巻発売しました!
人間を食糧へと変える施設で繰り広げられるサバイバルパニックの「食糧人類」の最新刊が発売されましたのでご紹介を!
人間を食糧としている未知の化け物に、同様に食べられてしまったナツネ。しかしナツネは化け物の腹を内部から引き裂き、逆に化け物を殺してしまいます。
増殖種として生まれた彼は、どんな傷も瞬く間に治ってしまう異質の存在でした。そして巻末で化け物から告げられた17人という数字はいったい何なのか・・・というのが前巻のあらすじでした。
前巻である2巻の画像つきあらすじが、こちらから読めますのでよければどうぞ。
今巻は施設の職員視点から話が始まります。
前巻ラストで告げられた17人という数字に嗚咽する副所長。
全職員が集められ、番号札を配り、化け物が殺されたという報告を行います。
化け物が殺された責任をとるため、職員のうち17人が無作為に選ばれ生餌をとして化け物に食べられなければいけないようです。
選ばれた人が暴れたりする様子や、食べられる様子があったりと、人間が食糧として飼われている、というのを印象付けるいいシーンだと思います。
所長は化け物を殺した犯人を捕まえるために、「夕凪の会」と呼ばれる集まりに声をかけます。
異様な姿の人間を多数引き連れて現れた「夕凪の会」。
人体改造を行い、肉体強化された人間たちが脱走者の追跡を行います。
犬のようにされたものや、人間をふたつくっつけたようなものまでいて、異質なモデリングは衝撃がすごいです。
そして場面は最初の伊江・ナツネ・山引・カズの4人にもどります。
ナツネは化け物をすべて殺すと語り、興味をもった山引は彼についていくことに。
そして伊江とカズは施設からの脱出のため、彼らと別れて行動をするようです。
シャフトをたどり、脱出をしようとする伊江たちでしたが、「夕凪の会」の追っ手が迫ります。
道中しかたなく助けた職員たちが殺されていくなか、伊江の機転をきかした行為で撃退したかと思いきや、捕らえられてしまった伊江たち。
目を覚ました伊江たちの前に科学者が現れ、肉体改造手術を行い「夕凪の会」の一員になってもらうと告げるのでした。
なかなかにグロい描写が多い今作品ですが、サバイバルパニックものが好きな方にはヒットする作品だと思うのでオススメです。
というところでまた次の記事でお会いしましょう。