あらすじ・ネタバレ「私の少年」3巻発売しました!
このマンガがすごい!大賞で男性部門2位に輝いた作品「私の少年」の最新刊が発売されましたのでご紹介を!
30歳OL・多和田聡子(たわだ さとこ)と12歳小学生・早見真修(はやみ ましゅう)。
二人で過ごす時間を特別なものと感じ始めていた聡子。
そんなある日、真修は父親に留守中の行動を問い詰められ、サッカークラブを辞めることになる。
真修は、聡子の家を訪れ勉強を教えてもらっていた時間を「サッカーの練習」と嘘をついていた。
自分といることは真修のためにならないと聡子は離れる決心をするが、練習を続けていたのは聡子に会いたかったからと涙を流す真修を思わず抱きしめてしまう・・・。というのが前巻のあらすじです。
以前このマンガがすごい大賞が発表されたときの紹介記事が、こちらから読めますのでよければどうぞ。
二人で過ごす時間がずっと続いてほしい。
そう願う聡子でしたが、ある日の練習終わりに真修の父親と鉢合わせてしまいます。
聡子は突然のことに混乱しながらも、真修と会ったきっかけや毎週金曜日にサッカーの練習を見てあげていたことを真修の父に正直に伝えました。
すると、練習の開始と終了時に連絡をすることを条件に、真修との練習が認められます。
ちゃんと話せたことに満足する聡子。
しかし「練習」のことは伝えたものの二人で出かけたり、ましてや家にあげたことは確実に関係が終わると思い伝えることはできませんでした。
いつか時間をかけて伝えることができればいい、そんなふうに思っていた聡子でしたが、ある時会社の上司である椎川に呼び出されます。
椎川の話は、真修の父親である早見元樹さんから、互いに身分を明かして直接話をしたのにもかかわらず、色んな場所に連れて行ったり部屋にあげていたことを隠し、親を欺こうとしている聡子をどうにかしてほしいという連絡があったという内容でした。
会社に真修との不適切な関係がバレ、仙台へ左遷されてしまうことになります。
仙台へ向かう当日、涙を流しながら語る真修のいなくならないで欲しいという留守番メッセージを聞き、聡子もまた涙を流します。
そして二人が別離して二年後に時間が飛びます。
退屈な日常を送る聡子でしたが、偶然出会った同級生と何回か食事に誘われ、そして付き合って欲しいと言われます。
そのとき、急に思い出す真修とのささやかな日々。
同級生の告白を断り、あのときが続けばよかったのにと聡子は一人涙を流します。
「聡子・・・さん?」
ふとした声に振り返るとそこには
二年前に別れたはずの真修が・・・!。というのが今巻のあらすじになっています。
急な別れの展開に驚いたものの、再び真修と会えることができてとてもよかったなと思います。
巻末のおまけのあとがきマンガによると、最初は別離で3巻は終わらせようと思ったものの、「私の少年」は明るい方に向かう話だから再会までで区切るようにしたらしいです。
この構成には感謝ですね!
というところでまた明日の記事でお会いしましょう。